プラズマテレビは絶好調


昨年12月に42インチ・プラズマテレビを買いましたので、そろそろ2ヶ月使ったことになります。
ということで、これまでの使用した感想をまとめてみようと思います。
この間、地デジ用のUHFアンテナを自分で設置しましたが、高所恐怖症の私はもう2度と屋根
には登りたくない心境です。最初は14素子の普通の全チャンネル用のマスプロ・アンテナをつ
けたのですが、受信電波が弱くきちんと映らないのでがっくりしました。秋葉の電気屋さんに相
談して、いろいろ試してみたら、、、ばっちり改善!

ところで、昨年2005年の国内テレビ出荷台数ですが、薄型テレビがブラウン管を抜いたそう
です。そのうち、液晶が422万台、プラズマは47万台。そのうち30インチの大画面液晶でも153
万台と液晶の圧勝となります。今年は70%が薄型テレビになると予想されています。



価格ですが、昨年末は一度上昇しましたが、年明けは下落が目立ちます。これから決算期で
すので、更なるプライス・ダウンが予想されます。
しかしながら、夏ぐらいに次期製品がリリースされますので、数ヶ月で型落ちになるでしょう。 
でも薄型テレビは、これから数年先まで時間の経過とともに間違いなく性能向上と価格下落は
必須です。
ですので、欲しいときが買い時ということです。
価格に関しては、これまでのような劇的な下落は少ないと予想しますが、まだまだ性能向上は
進むでしょう。
ただし、人間がどこまでその差を感じることができるかは、、、???
ちなみに私は昨年12月に安く購入できましたが、今は大体その価格で買えるようです。
でも年末と正月を大きな画面で、楽しませてもらえましたので、、しかたないですね。

それでは、あくまで電子パーツ屋さんのエンジニアの目から見た場合ですが、デジタル・チュナ
ーが付いて薄型画面と電子番組表やタイマー機能、それと各種入出力が付いて、それで32イ
ンチ液晶テレビが15万円前後で買えるわけです。
これはもう絶対お得だと思います!!
また、各社増産体制をとっていますので、年内には37インチ液晶が1インチ=5000円、つまり
20万を切ると予想されています。 これなら、もう一台欲しいぐらいです!!
ということで、37インチまでなら液晶テレビがお勧めです。
一方50インチを超えると液晶はまだまだ高価ですので、プラズマでしょうか? でも50インチを
超えると重量が増えますので、設置が簡単ではありませんです。 ちなみに42インチ・プラズマ
テレビは36kgなので、まだ扱いやすいです。

デジタルはきれいです!大画面はいいです!買い時です!

ところで液晶のしくみですが、液晶は電圧をかけると分子の並び方が変化します。これを利用
してシャッターの役目をさせます。後ろから蛍光灯などのバックライトを使い、三原色のカラーフ
ィルターを細かく置き、そろぞれに液晶のシャッターを閉じたり開いたりします。微細化に適して
いて、小型デイスプレイやフルスペック・ハイビジョン化が容易なわけです。欠点は透過率、光
漏れ、反応速度になります。



プラズマですが、各色の発光体が並んでいて、選択された発光体に高電圧をかけることで自
発光させます。蛍光灯に似た原理で、プラズマで励起された電子が基底状態に戻るときに発
生する紫外線を蛍光体に当てることで発光させます。デイスプレイに理想的な構造ですが、微
細化、消費電力、寿命が問題となります。



解説:プラズマとは何か?物質の状態のひとつで、固体・液体・気体と呼んでいます。気体の温
度が更に上昇すると分子は解離して原子になり、更に温度が上昇すると原子核のまわりを回
っていた電子が原子から離れて、正イオンと電子に分かれ自由に動き回っています。この状態
をプラズマとよび、電流が流れる現象を放電と呼びます。
自然界では、太陽、オーロラー、そして宇宙の99.9%がプラズマであると言われています。身近
なところでは、蛍光灯やガスの炎はわずかながら電離しています。地球上では粒子密度が高
いので電離しにくいのですが、高度がますと電離しやすく高度100kmあたりには電離層があり
ます。

ということで、プラズマはドイツ車、液晶は日本車といったところでしょうか、、、

今後CRTに似た原理のSED、プラズマに似た原理の有機ELといった新技術が主流になるかも
しれません。 どちらも理想的! 
ちなみに前者は東芝・キャノン、後者はエプソンが近く製品をリリースするとアナウンスしていま
す。 でも購入しやすい価格になるまで、、、まだ数年先になりそうです。
これでは、ますます買い時に悩みそうです!

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